黄鶴楼(Yellow Crane Tower)は湖北の武漢揚子江南岸の武昌蛇山の頂上にあり、万里の長江に臨んでいます。古来より「天下江山第一楼」と「天下絶景」と呼ばれています。黄鶴楼は武漢市のシンボル的な建築物で、晴川閣、古琴台とともに「武漢の三大名勝」と呼ばれています。
黄鶴楼は三国時代に物見櫓として建てられました。唐代の詩人崔颞は「黄鶴楼」という詩を書きました。李白はここで「黄鶴楼は孟浩然の広陵に送る」と書きました。歴代の文人墨客はここで多くの千古の絶唱を残して、黄鶴楼は唐代からたいへん有名な建造物になってます。
全体の建築は独特な民族風格を持っていて、中国の伝統文化の精神、気質、神韻を配っています。蛇山のふもとの武漢長江大橋と照り映えています。建物を登って遠くを眺めると、武漢三鎮の風景が一望できます。